Xiaomiは先日、発表したフラグシップスマートフォン「Xiaomi 15 Ultra」を日本でも発売すると発表しました。発売日は3月18日で、価格は16GB/512GBモデルが17万9,800円、16GB/1TBモデルが19万9,800円の見込みです。
4月15日までに購入して22日までに応募すれば、去年と同様、よりカメラらしい見た目になる「Xiaomi 15 Ultra Photography Kit Legend Edition」が無料で手に入ります。シャッターボタンやサムサポートレスト、2,000mAhのバッテリを含んでおり、個別で買うと1万9,980円かかります。お得なセットなので、本体を購入したら忘れず応募しましょう。

Xiaomi 15 Ultra
最高峰のカメラシステム
ライカと共同開発したクアッドカメラシステムには、ライカ最高峰の「LEICA VARIO-SUMMILUX」光学レンズを採用。低光量でも優れた色再現性、コントラスト、解像度が可能です。背面カメラは、約5,000万画素メイン、約5,000万画素3倍望遠、約2億画素4.3倍望遠、約5,000万画素超広角という構成で、フロントカメラは約3,200万画素広角を搭載。
メインカメラは、ソニー製の「LYT-900」(1インチ)を採用。F値1.63の絞りで23mm、28mm、35mmの可変焦点距離と14EVのハイダイナミックレンジに対応。これにより、夜間のシーンでも質の高い撮影が可能とのこと。
3倍望遠カメラは70mm相当の焦点距離に対応する。ポートレートやストリート撮影に最適なうえ、約10cmまでのマクロ撮影も可能。
焦点距離100mmの2億画素4.3倍望遠カメラは、1/1.4インチセンサーとF値2.6の絞りの組み合わせにで遠くの被写体を手軽に撮影可能。Xiaomi によれば、「Xiaomi 14 Ultra」よりも受光性能が136%向上しているとのこと。
カメラ・動画機能

カメラ機能では、約0.7秒の高速撮影が可能な「ファストショットモード」を強化。約23mmから135mmまでの6つの焦点距離をカバーでき、レンジファインダーを模したUIもリニューアル。シャッターボタンアイコンがカスタマイズ可能で、アスペクト比も3:2を設定できるようになった。
動画機能では、4K/120fps撮影が可能で、メインカメラには光学式および電子式手ブレ補正を搭載。4K/60fpsでのDolby Visionも可能なうえ、すべての焦点距離での10-bit Log撮影をサポートする。
主な仕様


プロセッサには最高性能の「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」を搭載。従来モデルからCPU性能を45%、GPU性能を44%向上させながら、消費電力を46%改善したとのこと。冷却機能「Xiaomi IceLoop」も搭載する。
ディスプレイは3,200×1,440ドット表示対応で120Hz駆動の6.73型AMOLEDを搭載。バッテリ容量は5,410mAhで、90W Xiaomiハイパーチャージや無接点充電に対応。筐体はIP68の防水防塵設計で、指紋/顔認証やNFCに対応する。インターフェイスは、USB Type-C、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0。SIMはNano SIM/eSIM+Nano SIM/eSIM。
カラーはシルバークローム、ブラック、ホワイトの3色を用意する。本体サイズ/重量は、ガラスモデルが約75.3×161.3×9.35mm/約226g、ガラス+PUレザーモデルが約75.3×161.3×9.48mm/約229g。
OSはAndroid 15(Xiaomi HyperOS 2)。AI機能では、文章作成や音声認識、翻訳、画像生成、写真編集などが可能な独自の「Xiaomi HyperAI」を搭載。Google Geminiも搭載し、画面をなぞるだけで検索できる「かこって検索」にも対応する。
Xiaomi 15

ベースモデルの「Xiaomi 15」も発売。発売日は4月1日で、メモリ12GB/ストレージ256GBモデルが12万3,000円前後、12GB/512GBモデルが13万8,000円前後の見込み。
こちらもライカと共同開発のトリプルカメラシステムを搭載しており、コンパクトフラグシップと冠されている。主な仕様は、プロセッサにSnapdragon 8 Elite、ディスプレイに2,670×1,200ドット/120Hz表示対応6.36型AMOLED、OSにHyperOS 2(Android 15ベース)を搭載。
カメラは背面が約5,000万画素メイン/2.6倍望遠/超広角、前面が約3,200万画素。インターフェイスはWi-Fi 7、Bluetooth 6.0、NFC、指紋センサー。バッテリは5,240mAhで、90W Xiaomiハイパーチャージおよび無接点充電に対応。
本体サイズおよび重量は、グリーン/ホワイト/ブラックモデルが約71.2×152.3×8.08mm/約191g、リキッドシルバーモデルが約71.2×152.3×8.48mm/約192g。IP68防水防塵対応。
Redmi Note 14 Pro 5G

「Redmi Note 14 Pro 5G」も22日より順次発売。価格はメモリ8GB/ストレージ256GBモデルが4万5,980円前後、12GB/512GBモデルが5万5,980円前後の見込み。
落下や傷に強いCorning Gorilla Glass Victus 2をディスプレイに採用し、アルミニウム複合フレームや衝撃吸収フォーム、ポリマー緩衝材などを本体に採用するなど、落下や傷に強い設計が特徴。さらにIP68防水防塵設計を採用している。
Xiaomiによると、300回のローラー耐久試験、3,000回の圧縮試験、28,000回のマイクロドロップ試験、10,000回のUSBポート挿入試験といった品質テストや水深1.5mの水に最大30分間浸漬しても耐えられるという品質テストにクリアしている。
主な仕様は、プロセッサがDimensity 7300-Ultra、ディスプレイが2,712×1,220ドット/120Hz駆動対応約6.67型ディスプレイ、OSにAndroid 14ベースのHyperOSを採用。
カメラはメインが約2億画素、超広角が約800万画素、マクロが約200万画素、前面が約2,000万画素。インターフェイスはWi-Fi 6、Bluetooth 5.4、NFC、指紋認証。バッテリは5,110mAh。
本体色は3色を用意し、本体サイズはコーラルグリーンとミッドナイトブラックが約74.42×162.33×8.4mm、ラベンダーパープルが約74.42×162.33×8.55mm、重量は約190g。

Xiaomi Pad 7

11.2型Androidタブレット「Xiaomi Pad 7」シリーズも発売。ラインナップは以下の通り。
- Xiaomi Pad 7 8GB/128GB(5万4,980円~)
- Xiaomi Pad 7 8GB/256GB(6万4,980円~)
- Xiaomi Pad 7 Pro 8GB/128GB(6万7,980円~)
- Xiaomi Pad 7 Pro 8GB/512GB(8万1,980円~)
- Xiaomi Pad 7 Pro(Matte Glass Version) 12GB/512GB(8万4,980円~)
主な仕様は、プロセッサがSnapdragon 7+ Gen 3。背面カメラは1,300万画素、前面カメラは800万画素。45W Xiaomiターボチャージ、顔認証、Wi-Fi 6EおよびBluetooth 5.4に対応。
Xiaomi Pad 7 ProはプロセッサにSnapdragon 8s Gen 3を採用。背面カメラは5,000万画素、前面カメラは3,200万画素。67W Xiaomiハイパーチャージ、指紋認証、顔認証、Wi-Fi 7およびBluetooth 5.4に対応。
ディスプレイは共通して、3,200×2,136ドット/144Hz表示対応の約11.2型を搭載。
いずれもバッテリは8,850mAh。本体サイズは約251.2×173.4×6.18mm、重量は約500g。本体色はグリーンとブルー。
Xiaomi Watch S4

スマートウォッチ「Xiaomi Watch S4」も発売。価格はブラックとシルバー色モデルが1万9,980円前後、レインボー色モデルが2万1,980円前後の見込み。
クラウンを新たに搭載し、直感的な操作が可能に。また、ベゼルを自由にカスタマイズ可能になった。別売りのストラップ&ベゼルは、リキッドシルバー/フェスティブオレンジ/パイングリーンが3,980円、ミッドナイトカーボンとデュアルトーンセラミックが5,480円。
ディスプレイは最大1,500cd/平方mで明るくなった1.43型AMOLEDディスプレイ(リフレッシュレート60Hz)。200種類以上のウォッチフェイスデザインや、ベゼルの緩みや外れを感知するとバイブレーションで通知する機能を搭載する。
このほか、最長15日間のバッテリ駆動、150種類以上のワークアウト/スポーツモードを搭載する。
接続はBluetooth 5.3。防水は5ATM。本体サイズは47.3×47.3×12mm、重量は約44.5g(ストラップ除く)。

Xiaomi Buds 5 Pro

ワイヤレスイヤフォン「Xiaomi Buds 5 Pro」も発売。価格はWi-Fiモデルが2万7,980円前後、Bluetoothモデルが2万4,980円前後
Wi-Fiモデルとは、Qualcommのオーディオ技術であるXPAN Wi-Fi Technologyに対応し、Wi-Fiを利用するこことで機器と安定して接続できるイヤホンのことです。3月時点ではスマートフォン「Xiaomi 15 Ultra」との接続時のみ使用可能で、対応機器は順次追加していくとのこと。一方のBluetoothモデルでは、aptX Lossless/AdaptiveやLE Audioに対応する。
音質面では、デュアルアンプ同軸トリプルドライバーを採用し、パワフルな低音とワイドな音域を実現。ルチレベルでの調整が可能なアクティブノイズキャンセリング機能も搭載。
内蔵センサーで頭部の位置をトラッキングする3Dオーディオ機能のほか、最大4時間の音声録音機能、Xiaomi製スマートフォンのシャッターコントロール、音声アシスタントの起動なども可能。連続再生時間はイヤフォンのみで8時間、ケース併用で40時間。カラーはWi-Fiモデルがブラック、Bluetoothモデルがチタングレーとホワイト。
まとめ
今回、Xiaomiから発売される主な製品は以下の6です。
- Xiaomi 15 Ultra
- Xiaomi 15
- Redmi Note 14 Pro 5G
- Xiaomi Pad 7
- Xiaomi Watch S4
- Xiaomi Buds 5 Pro
盛りだくさんなラインナップですね。気に入った製品があれば、ぜひ入手してみて下さい。