米国のテクノロジー系ウェブメディア「The information」によると、Appleは、現モデルのApple Vision Proの後継となる第2世代目の開発を中止し、より安価な廉価版モデルを2025年に発売すると報じました。
第2世代Vision Proの開発中止の理由について、現在発売されているApple Vision Proの需要が、Appleが予想しているよりも弱いとのこと。Vision Proの主要部品を製造しているあるサプライヤーは、5月に生産量をなんと半分に減らしており、少なくとも 1 社のサプライヤーに対して、第2世代目Vision Pro の開発中止を伝えているようです。
一方で、Appleは、Vision Proの廉価版モデルに注力し、およそ25万円ほどの価格で、販売することを目標にしているようです。当初、発売日は2024年末としていたようですが、どうやら今年初めの時点で、まだプロトタイプが完成しておらず、2025年末あるいはそれ以上先になる可能性が高いとのこと。
Appleは、Vision Proの機能や性能をできるだけ削ることなく、廉価版モデルに搭載したいようで、そのコスト削減に苦労しているようです。
日本で発売されているVision Proは、約60万円しますから、ほとんど変わらない性能のモデルを25万円で買えるとなると、廉価版モデルの登場を待った方が得な気がします。
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Source：https://www.macrumors.com/2024/06/18/apple-suspends-work-on-vision-pro-2/
