スループットには製造業やコンピューターにおいて、それぞれの意味がありますが、ここではネットワークにおけるスループットについて説明したいと思います。
スループットは通信速度のこと
スループットとは単位時間当たりのデータ転送量、つまり通信速度のことです。単位はbps(ビット/秒)で表します。1秒あたりのデータ転送量をビット数で表すので、数値が大きいほど通信速度が速くなります。
よく、通信事業者のCMで「高速データ通信10Gbps!」と宣伝していますが、仮に10Gpsを契約したとしてもルーターやPCが10Gpsの速度に対応していないと、性能の低い機器がボトルネックになってしまうので注意が必要です。またWI-FI規格にも、それぞれ最大通信速度が決まっているので、無線LANルーターを購入する際は、契約している回線の速度を確認して購入しましょう。
自分のスマホ、PCで確認してみよう
以上、ネットワークにおけるスループットについての簡単な解説でした。「インターネット速度」とブラウザで検索すると通信速度を測れるサイトが出てくるので、興味があれば測ってみてください。900~1000Gbpsだと、かなり速いと思います。
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