ROZETKEDは6月1日、次期Pixel 9シリーズに搭載されるTensor G4の仕様とベンチマークに関するリーク情報を共有しました。
ROZETKEDによるとTensor G4は、
- 1×Cortex-X4 (3.1 GHz)
- 3×Cotrex-A720(2.6GHz)
- 4×Cortex-A520 (1.95 GHz)
という構成になるようです。
比較対象として、現行機種に搭載されているTensor G3は以下の通り
- 1×Cortex-X3 (2.91 GHz)
- 4×Cortex-A715 (2.37 GHz)
- 4×Cortex-A510 (1.7 GHz)
G3と比べて、G4はコアが1つ減っているものの、各コアのクロック周波集がすべて上がっています。メインとなるCortex-X4はSnapdragon 8 Gen 3にも搭載されており、Armは前世代と比較して15%のパフォーマンス向上と40%の電力効率が向上している述べています。Cortex-A720は前モデルと比較して電力効率が20%向上、A510でも同様に22%の向上しているようです。
次に、AnTuTuによるベンチマークですが、Pixel 9シリーズはすべて同じTensor G4を搭載しているものの、パフォーマンスはモデルによって異なります。また、これらのデバイスは最終的なソフトウェアを実行していないため、今後数か月間の最適化と調整が必要であることを考慮する必要があるようです。
Pixel 9シリーズのAnTuTuベンチマーク結果:
- Pixel 9(トカイ):1,016,167ポイント
- Pixel 9 Pro(カイマン): 1,148,452ポイント
- Pixel 9 Pro XL(コモド):1,176,410ポイント
ROZETKEDは、ベースのPixel 8は約 900,000ポイントあるのに対して、Pixel 9のパフォーマンス向上が非常に控えめであるとしています。
Source1:https://rozetked.me/news/33532-eksklyuziv-rezul-taty-testov-pixel-9-9-pro-i-9-pro-xl
Source2:https://9to5google.com/2024/06/01/pixel-9-tensor-g4-leaked-benchmarks/