背面タップ機能は、その名の通り、スマホの背面をタップすることで、画面を触らずに特定の機能を簡単に使える機能のことです。
Androidでは、「クイックタップ」と呼ばれているこの機能ですが、実はAndroidスマホ(Pixelと一部のデバイス)とiPhoneの、どちらにも搭載されています。
この記事では、そんな背面タップ機能の設定方法や、設定できる機能について、AndroidスマホとiPhoneの2つに分けて解説します。
Android
Androidに背面タップが搭載されたのは、Android 12から。
Pixelシリーズでは、「Pixel 4a」の機種から利用できます。
使い方は、背面の中央から少し上までの範囲を2回タップすることで起動します。(一部の機種では、タップする範囲が違うことがあります)
設定方法
設定できる機能
背面タップで設定できる機能は、下記の計7つ。
- スクリーンショットを取る
- デジタルアシスタントの起動
- メディアを再生または一時停止
- 最近使用したアプリを表示
- 通知を表示
- ライトを切り替える
- アプリを開く
筆者のオススメは、「ライトを切り替える」機能です。ライトを使うときは、画面を操作していない時が多いので、画面操作せず、2回タップでライト点灯ができるのは便利です。
逆に、「スクリーンショットを取る」機能は、誤作動でスクショを撮ってしまったとき、写真整理がめんどくさくなるので、あまりオススメではないです。
Source:https://www.android.com/intl/ja_jp/articles/272/
iPhone
iPhoneでは、「iPhone 8」から利用でき、背面のリンゴマークをタップすると起動します。
Androidでは、ダブルタップだけですが、iPhoneの場合は、ダブルタップとトリプルタップの両方に機能を割り当てることが可能です。
また、Androidでは、割り当てられる機能が7つまででしたが、iPhoneでは、「カメラ」や「スクリーンショット」、「フラッシュライト」、「画面の向きをロック」など、かなりの数の機能から、割り当てたい機能を選択できます。
設定方法
まとめ
この記事では、AndroidとiPhoneの背面タップ機能について解説しました。
便利な機能ですが、比べてみるとiPhoneの方が使い勝手は良さそうですね。
ただし、どちらもスリープ状態では起動しないので、注意が必要です。
興味がある方は、ぜひ利用してみて下さい。