突然発表されたM3搭載MakBook Air。今春には新型iPad Pro、iPad Airが登場すると言われていますが、それに先駆けてか唯一MacBook Airのみが発表されました。見た目は以前のM2と変わりませんが、性能が向上しています。
13インチと15インチのそれぞれ4色展開
画面サイズは13.6インチと15.3インチ、カラーはミッドナイト、スターライト、スペースグレイ、シルバーから選ぶことができ、MakBook Proより2色多いです。 外観は前作とほとんど一緒で、ポート類(Thunderbolt / USB 4ポート x 2)も全く一緒です。にしても、高さ1.13㎝(13インチ)と1.15cm(15インチ)は本当に薄いですね。重さも1.24kgと1.54kgで決して重くはない重量。これなら、気軽に外に持ち運べます。個人的に、やっぱりAirのこの薄さは魅力的だなーとつくづく思います。
カスタマイズも前作と同じ
M2からM3へとチップ自体は変わっているが、CPUが8コア、GPUが最大10コア、Neural Engineが16コアとコア数は変わっていない。メモリとストレージもそれぞれ、最大24GB、最大2TBと前作と一緒です。とはいっても、Airとしてはこのカスタマイズ幅がちょうど良く、それ以上のスペックが欲しければProを選んだらいいということなのでしょう。
M3チップで処理能力が向上
M3MakBook AirはM1MakBook Airと比べて最大1.6倍高速、最速のIntelベースのMacBook Airと比べて最大13倍高速になっています。また、バッテリーは最大18時間駆動するそうです。
そのほかに、SoCの処理能力にゲーム機能を強化するハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングが新たに加えられたり、搭載マイクのアップグレードやワイヤレス対応規格がWi-Fi 6(802.11ax)からWi-Fi 6E(802.11ax)に進化しています。
また、本体のディスプレイを閉じたとき限定で、外部ディスプレイ表示が最大2台までに対応してます。前モデルのM2MakBook Airと同じM3チップ搭載の14インチMakBook Proは1台まででした。1台と2台では、利便性がかなり違いますから、家の中でデュアルディスプレイを使って作業をする人にとっては、これが一番うれしい進化かもしれません。
再生素材を使っている
このM3MakBook AirはApple製品として初めて、50%以上は再生素材で作られており、筐体に100パーセント再生アルミニウムを使用しているそうです。Appleは2025年までにすべてのパッケージからプラスチックを取り除くことを目指しているので、環境問題に対する姿勢が製品にしっかり表れています。
M1MakBook Airは販売終了
コスパ抜群と言われたM1MakBook Airは廃盤となり、唯一13インチM2MakBook Airが型落ち製品として残っています。13インチM3MakBook Airが164,800円(税込)からに対して、M2は148,800円(税込)からと16,000円安くなっています。M2で十分という人にはお買得ですね。といっても、約15万は高いですが…。もうちょっと円高になれば安くなるのかな…。
以上、新型M3MakBook Airの紹介でした。