ノートパソコンを買うと、付属品に純正の充電ケーブルが付いてきますが、大抵のものは長いケーブルの真ん中に黒い長方形の箱が付いています。この黒い長方形はACアダプタと呼ばれ、コンセントから出てくる電流を交流から直流に変えたり、高電圧を降圧する重要な役割があります。直流で駆動する電化製品にとってACアダプタは大切な部品です。
しかし近年、小型化軽量化で外に持ち運びやすくなったノートパソコンと一緒に、付属の重いACアダプタを持ち運ぶのは億劫です。この記事では、そんな付属のACアダプタからサードパーティー製のPD USBに対応したACアダプタに変えるメリットを3つ述べています。
メリット1：持ち運びやすくなる
サードパーティー製のACアダプタは付属のものより、小型で高性能な製品が多いです。ACアダプタとケーブルはUSB端子で繋がっているため、持ち運び時には分離して持ち運んだり、商品にもよりますがACアダプタの電源プラグを折りたたんだりして、持ち運びを楽にできる製品が多いです。
メリット2：スマートフォン、ワイヤレスイヤホンの充電と兼用できる
外出時にスマートフォンはもちらん、ワイヤレスイヤホンやモバイルバッテリーなどの電子機器を持ち運ぶ人は多いと思いますが、サードパーティー製のACアダプタ1つとケーブルがあれば、PC以外の機器も充電ができます。わざわざノートパソコンの充電ケーブルとスマートフォン用の充電ケーブルを持ち運ばずに済み、1つのACアダプタだけで充電が足ります。
充電端子のコネクタ形状が違えば、複数のケーブルを持ち運ばないといけませんが、USB-C端子が普及した今ではUSB-Cケーブル1本で充電を行うことも簡単になりました。
メリット3：複数のポートを持つACアダプタで同時充電
付属のACアダプタでは1つのコンセントでノートパソコン1台しか充電できませんが、複数のポートを持つACアダプタであればノートパソコンの他にスマートフォン、ワイヤレスイヤホン等を同時に充電できます。
注意点：W数を確認する
ノートパソコンはスマートフォンやワイヤレスイヤホンと比べて必要とする電力が大きいです。また、高性能なノートパソコンだと、他のPCよりも高電力を必要とすることが多いので、ACアダプタを購入する際は電力（W）数を注意しましょう。
以上、付属ACアダプタをサードパーティー製に変える3つのメリットについてでした。
