Insta360 Link 2シリーズの2製品「Insta360 Link 2」と「Insta360 Link 2C」は、ビデオ会議やライブ配信に適したAI駆動型4Kウェブカメラです。
9月24日に発売された「Insta360 Link 2」と「Insta360 Link 2C」は、低照度でもディテールの高い映像を撮るために高性能な1/2インチセンサーを搭載。加えて、「HDR技術」「最新のAIイメージ強化」「ノイズ低減技術」を組み合わせることで、映像のクオリティを高めます。
また、正確なAI追跡と自動フレーミングで、ユーザーが動き回っても、ユーザーをカメラのフレーム中央に収めることができます。
2製品の違い
それぞれの2製品の違いは、ジンバルを搭載しているかしていないです。
ジンバルを搭載している「Insta360 Link 2」は、2軸ジンバルを内蔵しているので、撮影範囲の自由度が高く、AI駆動型トラッキングでユーザーをフレーム内に収め続けることができます。
一方の「Insta360 Link 2C」は、完全な固定式。ジンバルを搭載していない分コンパクトサイズになっていて、固定されたセットアップが必要なユーザーのためのモデルです。
ちなみに、ジンバル搭載の「Insta360 Link 2」には、カメラがユーザーを追跡しない領域を認識できるようにする機能が搭載されているので、設定次第で「Insta360 Link 2C」のように固定式と同じ使い方もできます。
最大4K30fps解像度
Insta360 Link 2シリーズに採用されている「1/2インチセンサー」は、よくあるWebカメラのセンサーサイズよりも大きく、多くの光とディテールを捉えることができるため、暗い部屋での撮影で活躍します。また、HDR(高ダイナミックレンジ)技術で、映像のダイナミックレンジを広げ、ハイライト部とシャドー部をバランス良く再現可能です。
解像度は最大4K30fpsまでサポート。デジタル一眼レフに近い被写界深度で周囲を自然にぼかしたり、ブレたショットを防ぐ「True Focus機能」も搭載しています。
AIとウェブカメラの組み合わせ
Insta360 Link 2シリーズでは、賑やかなカフェやコワーキングスペースなど、背景が騒がしい場所でも、「AIノイズ低減技術」でキーボードのクリック音や近くの会話、交通騒音などの騒音を除去。ユーザーの声がはっきり聞こえるように調整されます。
AI追跡とジェスチャー操作
ユーザーがビデオ会議中やライブ配信中に動き回る必要があるとしても、正確なAI追跡と自動フレーミングを使って、ユーザーをカメラフレーム中央に収め続けることが可能です。また、複数人で写っている際に、ユーザーと仲間のどちらもフレームからはみ出さないようにする「グループトラッキング機能」もあります。
カメラに触れずに多くの操作ができるジェスチャー操作では、 簡単なハンドジェスチャーで、「AI追跡の開始・停止やズームイン・ズームアウト」「スマートホワイトボードモードの有効化」などが操作可能。態勢を変えずにジャスチャーだけで操作できるのは、撮影中のユーザーにとって便利です。
専用デスクトップソフトウェア「Link Controller」
Insta360 Link 2シリーズをPCで使うのに必要な「Link Controller」アプリでは、製品に搭載されている機能を最大限に利用できます。
その他
これらの機能の他にも、ホワイトボードを自動的に検出し切り出してピントを合わせる「スマートホワイトボードモード」や、設定調整、モード切り替え、ジンバル制御がスマートフォンから操作できる「遠隔スマートフォン操作」、ウェブカメラが下向きなったり、シャッターが閉じてミュートになる「プライバシーモード」など、多数の機能を搭載しています。
Zoom、Microsoft Teams、Twitchといったビデオ会議やストリーミングプラットフォームとの互換性もあるので、ソフトウェアとの相性による使い勝手も良さそうです。
価格は、「Insta360 Link 2」が33,000円(税込)。「Insta360 Link 2C」が25,800円 (税込)です。
Insta360 Link 2シリーズは、Insta360.com公式ストアや全国の量販店(一部店舗を除く)と各社オンラインショップ、アマゾン、楽天など各取扱店舗より購入可能です。