去年の11月、Appleは9to5Macへの声明で「来年の後半には、AppleはRCSをサポートする」と発表しましたが、いつサポートさせるかについて、はっきりせず曖昧なままでした。しかし、AppleがRCSを対応させる時期が明らかになったかもしれません。
先日、9to5Googleは「Google、Appleは「2024年秋」にiPhoneにRCSを搭載すると発表」という内容の記事を投稿しました。記事によると、Googleが開発したAndorid公式サイトの「Google Messages」アプリ紹介ページの中に、下の画像にある紹介ページが追加されていたようです。
現在、この紹介ページは削除されていますが、読んでみると「iOSでも近日公開予定」、「Appleは、2024年の秋にRCSを採用すると発表しました。」と書かれています。Appleが正式にRCSの採用を発表したとき、Googleが公開する予定だったページを誤って出してしまったのかもしれません。
Appleは毎年、9月の末に新型iPhoneを発表していますが、同時にRCS対応を発表するのでしょうか。9月末は秋といっても、ちょっと早い気がしますが可能性は高いです。
iPhoneがRCSに対応すれば、送信先がAndoroidでも動画や画像、ファイルの転送などのRCS特有の機能や「Google Messages」と「imessage」が持つ豊富な機能を使えることが期待できます。
iPhoneとAndoroidはお互い競合機種なので、ある程度制限はあると思いますが、今よりも使いやすくなるの良いですね。RCS対応が楽しみです。
(補足)
RCS(Rich Communication Services)とは、従来のSMSやMMSよりも多くの文字数で送れたり、動画や画像、ファイル転送が可能になったメッセージ送信規格のことです。RCS対応アプリには「+メッセージ」や「Rakuten Linkアプリ」があります。長年、AppleはRCS対応を拒んできたため、iPhoneとAndoroid間ではSMS/MMSを使う必要がありました。
Source:https://9to5google.com/2024/03/28/iphone-rcs-fall-2024/