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ついにGalaxyも「シームレスアップデート」に対応か

ついにGalaxyも「シームレスアップデート」に対応か
写真:samsung

「シームレスアップデート」って何?

シームレスアップデートとは、通称A/Bシステムアップデートのこと。バックグラウンドでアップデートを行うため、ユーザーはアップデート中でもスマートフォンを操作することができ、待ち時間は再起動の時だけで済みます。そのため、アップデート中にユーザーがスマートフォンを使用できない時間が減ることで、従来よりも体感的にアップデートにかかる時間を減らすことができ、待ち時間が億劫だった人にとって手軽なものになりました。

仕組みについては、ストレージを2重に分けることで、片方をユーザーが使用する領域、もう片方をアップデートのための領域に使用します。アップデートが終われば、再起動をすることで2つのシステム領域を切り替えます。そのため、この仕組みは、アップデート前とアップデート後のシステム領域を分けているので、万が一アップデートに失敗しても、問題なくスマートフォンを使用できます。

また、シームレスアップデートはバックグラウンドで行われるため、ユーザーがアップデートについて操作する必要がなく、夜間やWi-fiの接続中などに自動でアップデートするようスケジューリングが勧められているので、ユーザーはシステム側から再起動の通知が来た時に、手順通り再起動するだけでアップデートが完了します。

Galaxy A55 5Gにインストールの進捗バーが

Android OSに詳しいミシャール・ラーマン氏は先日、Xにて「サムスンはついに Android デバイスにシームレスなアップデートを実装したかもしれません。新しい Galaxy A55 5G をアップデートする際、ユーザーはソフトウェア アップデート画面に「ダウンロードとインストール」および「検証」手順が表示されることに気づきました。」と投稿。

さらに続けて、「@TheMobileIndianは、A55 を再起動すると、「他の Samsung 携帯電話をアップデートするときに表示される One UI インストール画面 [リカバリ] が表示されなかった」と報告しています。 (情報を提供してくれた John と Abdulwahab に感謝します!)」と投稿しました。

上の写真を見ると、ソフトウェアのアップデート画面にダウンロードの進捗バーが表示されていて、シームレスアップデートがインストールされているのが確認できます。

シームレスアップデートは2016年のAndroid 7.0からサポートされていて、以前からGoogleはシームレスシステムアップデート対応を勧めていましたが、おそらくサムスンは、システム領域を2重に持つと、ユーザーが使用できるストレージが減るという理由から、長年このシステムを導入していませんでした。Androidスマートフォンの中で、トップのシェア率を持つサムスンのスマートフォンがこのシステムに対応することは、多くの人に影響があるように思います。

確認された機種は、今のところGalaxy A55 5Gだけのようですが、今後すべてのモデルに適用されるかもしれません。

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