富士フィルムは10月14日、卓越した画質と小型軽量が特徴のXシリーズからミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-M5」を発売することを発表しました。発売は2024年11月下旬からです。
「FUJIFILM X-M5」は、Xシリーズの中で約355gと最も軽く、サイズが幅約111.9mm・高さ約66.6mm・奥行約38.0mmとコンパクトなので、気軽に持ち運びができます。
また、写真フィルムを交換する感覚でさまざまな色調表現を楽しめる「フィルムシミュレーション」のモード切替や、シーンに最適な撮影モードをカメラが自動的に認識AUTOモードなどを搭載しており、初めてデジタルカメラを持つ方から写真愛好家まで幅広いユーザーに最適なカメラとなっています。
高性能センサーと高速画像処理エンジンを搭載
M5は、裏面照射型約2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサーと最新の高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載。消費電力を抑えつつ、高画素撮影ができる上に、顔・瞳AFや、ディープラーニングを用いた被写体検出AF、AF予測アルゴリズムにより、動く被写体への高い追従性能、コントラストの低い環境下での高精度AFが使用できます。
6.2K/30Pの動画撮影も可能
M5は、6.2K/30P 4:2:2 10bitでのカメラ内SDカード記録による動画撮影も可能。強力な電子式ブレ補正や、富士フィルムのデジタルカメラとして初めての3つの内蔵マイクを搭載しており、便利な動画撮影機能を備えています。
また、LCDのタッチ操作で直感的に撮影条件を変更できる「Vlogモード」や、新搭載の「9:16ショート動画モード」を使って、SNS用縦動画を簡単に撮影できます。
さらに、動画撮影時の「メディア記録設定」に8Mbpsと25Mbpsを追加したことで、スマートフォンなどの外部機器への転送時間を短くでき、SNSの作業時間を短縮できます。
価格
店頭予想価格は、ボディ単体が13万6,400円、「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」が付属するレンズキットが15万2,900円。カラーは、シルバーとブラックの2色です。