Apple関連のリーク情報に詳しいマーク・ガーマン氏は、10月13日のBloombergにてローエンド版の「Apple Vision Pro」が早ければ来年に登場すると報じました。
マーク・ガーマン氏によると、「Apple Vision Pro」の開発をしているVision Products Groupは、製品の販売台数を上げるために同製品の欠点である重さ・価格・排熱に取り組んでるとのこと。現状では、主にニッチな層に売れているVision Proですが、価格を抑えた劣化版モデルを投入することで、新規ユーザーの獲得を考えているようです。
この廉価版モデルでは、現行の「Apple Vision Pro」よりも劣ったプロセッサを搭載したり、アルミやガラス材をプラスチックに変更、ヘッドセットの外側にユーザーの目が映る「EyeSight」機能を非搭載にするなどして、販売価格を2,000ドル(1ドル=150円で約30万円)程度まで下げるようです。
現行の「Apple Vision Pro」の価格3,500ドル(日本では、598,000円)と比べると、およそ4割ほど下がっています。マーク・ガーマン氏は、劣化版Vision Proの投入で、販売台数が少なくとも2倍になると予想しています。
加えて、ガーマン氏は、より高速なチップを搭載した第2世代モデル「Apple Vision Pro 2」が再来年の2026年に登場すると予想しています。現行では、M2チップとR1チップが搭載されているので、これがM3かM4、R2に進化するようです。