CMF by Nothingは、7月8日にワイヤレスイヤホンの「BUDS PRO 2」、スマートウォッチの「WATCH PRO 2」、シリーズ初となるCMFスマートフォン「CMF PHONE 1」の3製品を発表しました。どの製品も独特なデザインや機能を備えていて、とても魅力的に仕上がっています。価格も全体的に安価に設定されていて、気軽が購入ができそう!先月は、Nothingの「Phone (3)」が延期になり残念でしたが、CMFがこの穴を埋めてくれそうです。
BUDS PRO 2
「BUDS PRO 2」は、現行の「BUDS PRO」後継モデルです。1は丸形ケースでしたが、今回の2は正方形のケースに変更されています。
Introducing Buds Pro 2.
— CMF by Nothing (@cmfbynothing) July 8, 2024
Dial up the sound.
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本体には、「チタンコーティングを施した 11 mm ドライバー」と「超薄型 25μm の平面コーン型 6 mm ツイーター」のデュアルドライバーで重低音と高音を奏でます。最大 990 kbps/24 bits/96 kHz のLDACに対応しているので音質は期待できそう。360°の空間オーディオや強度が最大 50 dB、周波数は最大 5,000 Hzのハイブリッドアクティブノイズキャンセリングも搭載。また、デュアル接続も可能です。
イヤホンもすごそうですが、「BUDS PRO 2」は充電ケースも特徴的。なんと、このケースにはイヤホン本体を操作するスマートダイヤルが付いています。このダイヤルをひなったり、押したりすることで音量や再生アクションやノイズキャンセリングの設定、音声アシスタントの起動、低遅延モードへの切り替え、会議中にマイクをミュートにするなどの操作が可能です。また、ダイヤルを使ったナビゲーションは、「Nothing X アプリ」からカスタイマイズすることが可能です。
ケースに遠隔操作用のダイヤルを取り付けるのは面白い発想ですね。
充電ケースのバッテリー容量は60mAh。1 回の充電で 10 時間連続音楽再生が可能。ケース充電で 43 時間の再生が可能です。
カラーは「オレンジ」、「ダークグレー」、「ライトグレー」、「ブルー」の計4色。価格は税込み11,000円。7月中旬~下旬より順次出荷予定です。
Source:https://cmf.tech/ja-jp/pages/buds-pro-2
WATCH PRO 2
「WATCH PRO 2」は、現行モデル「WATCH PRO」の後継機種。アップルウォッチのような長方形ディスプレイからPixel Watchのような丸形ディスプレイになっています。
Introducing Watch Pro 2.
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Your time, your way.
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「WATCH PRO 2」の最大の特徴は、ベゼル部分を交換できること。状況に合わせて自由にコーディネートができます。
ディスプレイは 1.32” AMOLED ディスプレイ。解像度と PPI が強化され画面が見やすくなっているようです。また、ウォッチフェイスには動感のあるビデオやアニメーション、インタラクティブなデザインなど、100 種類以上が用意されていて、動画を画面に常時表示させるスタティックオプションも用意されています。
フィットネスに関する機能では、ランニングやサイクリングなどの準備運動に使えるウォーミングアップ用動画をウォッチに直接表示させる機能やトレーニングデータを提案し、健康上の目標達成に即したワークアウトが行えるようにするユーザーの心拍管理機能、ユーザーのフィットネスデータを、Apple Health、Google Health Connect、Strava でシームレスに管理できる機能などを用意。
ヘルスケアでは、長期的な健康状態をモニタリングしたり、睡眠パターンのモニタリング、生理周期のトラッキング、深呼吸や座りすぎ予防、水分補給リマインダーによる健康管理機能などが用意されています。
「WATCH PRO 2」の操作は、本体右斜め上に付いたデジタルクラウンで操作可能。クラウンを押し下げると機能メニューに入り、クラウンを回すとリストを上下に移動できます。また、ジェスチャーコントロールにも対応しているようです。本体に搭載されているマイクとスピーカーを使って、Bluetooth通話も可能ですよ。
駆動時間は、通常モードで11日間、ヘビーユースモードで9日間となっています。(他のスマートウォッチと比べるとかなり長めですけど本当でしょうか?)
カラーは「オレンジ」、「ダークグレー」、「アッシュグレー」、「ブルー」の計4色。価格はイヤホンと同じく税込み11,000円(安い!!)。こちらも7月中旬~下旬より順次出荷予定です。
Source:https://cmf.tech/ja-jp/pages/watch-pro-2
CMF PHONE 1
「CMF PHONE 1」は、CMFシリーズで初めてのスマートフォン端末。Nothing Phoneに似た雰囲気を醸しつつも、独自のギミックを搭載している点がポイントです。
Introducing CMF Phone 1.
— CMF by Nothing (@cmfbynothing) July 8, 2024
A wonder, full of power.
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プロセッサは「MediaTek Dimensity 7300」を搭載。「8 GB + 128 GB」と「8 GB + 256 GB」が用意されています。ディスプレイは、1080 x 2400 ピクセルの6.67” スーパー AMOLED LTPS。リアカメラは、50MPのSony製カメラを搭載したシングル構成(カメラの上はポートレートセンサーになっています)。フロントカメラは16MPです。バッテリー容量は5,000mAhとかなり大きめ。33W充電の急速充電に対応していますが、ワイヤレス充電は未対応。ディスプレイ下に指紋センサーが付いています。
「CMF PHONE 1」は、ChatGPTをNothingのエコシステムに統合しているので、Ear (1)、Ear (2)、Ear (stick)、Ear (a)、Earを使ってNothing オーディオデバイスからChatGPTを音声で操作したり、テキスト、音声、画像検索をホーム画面から利用できます。
そして、これが「CMF PHONE 1」の最大の特徴なのですが、なんと背面カバーが交換可能になっています。子の背面カバーは、色がブラック、ライトグリーン、ブルー、オレンジの4色あるので、その日の気分に合わせて着せ替えできます。取り替えは背面にある4つのネジを取り外して交換するようです。なんだか工作みたいで楽しそうです。
また、ネジとは別にある大きな円盤にはスタンドやストラップ、カードケースを取り付けることができるようで、自分なりにいろいろカスタマイズできる仕様になっています。さすがCMFらしいデザイン・機能性です。
しかし残念ながら日本での発売は未定となっています。
海外だと、ストレージ128GBのモデルが239ユーロ(約4万2000円)、ストレージが倍の256GBモデルは269ユーロ(約4万7000円となっており、ミドルレンジクラスの価格帯のようです。
今後の日本での発売に期待しましょう。
Source:https://cmf.tech/ja-jp/pages/phone-1#feature
まとめ
今回のCMF by Nothingから登場した新製品は以下の3つです。
- BUDS PRO 2
- WATCH PRO 2
- CMF PHONE 1
どの製品もデザインと機能性が共に良く、価格も割とお手軽なので、筆者は3つすべて揃えたくなりました!(スマートフォンは発売未定ですが)
以上、CMFの新製品の紹介でした。