Bluetoothテクノロジの管理を行う標準化団体「Bluetooth Special Interest Group (SIG) 」は、9月3日に、Bluetoothの次世代規格となる「Bluetooth 6.0」を発表しました。
新しいバージョンの「Bluetooth 6.0」では、いくつかの新機能と機能強化がされています。
例えば、新機能の「Bluetooth チャネルサウンディング」を使うと、より正確な距離認識が可能になるので、Appleの「探す」アプリや、Googleの「デバイスを探す」アプリなどのFind My ソリューションの利便性が向上し、より簡単に紛失したデバイスを見つけられるようになります。
また、デジタルキーソリューションに強力なセキュリティレイヤーが追加されたことで、指定された範囲内の承認されたユーザーのみがドアロックを解除したり、セキュリティ保護されたエリアにアクセスしたりできるようになります。
「Bluetooth 6.0」には、この新機能の他に、「広告主の監視」、「ISOALの強化」、「LL 拡張機能セット」、「フレーム スペースの更新」などの新機能、機能強化が含まれています。
スマートフォンだけでなく、イヤホンや専用タグなども探せる便利な探すアプリですが、「Bluetooth 6.0」で、どれくらい性能が良くなるのか気になりますね。(・w・)
Source:https://www.bluetooth.com/blog/now-available-new-version-of-the-bluetooth-core-specification/