オーディオテクニカは11月1日(金)、新型ヘッドホン「ATH-ADX3000」を発売します。
「ATH-ADX3000」の大きな特徴は、ハウジング(ヘッドホンの外観)が空いてる開放型(オープンエア型)であること。開放型は、ハウジング内の空気が自由に出入りできるので、振動版に負担がかかりにくく、長時間の使用でも疲れにくいことが特徴です。
ただし、密閉された空間で発⽣する空気抵抗や、チューニング・低⾳域を調整するためのアコースティックチャンバー(⾳響空間)がないため、開放型ドライバーの設計を密閉型ドライバーとは異なる設計にする必要があります。
「ATH-ADX3000」では、オーディオテクニカが長年培ってきたトランスデューサー(変換器)技術で作成した独自ドライバー設計を搭載。ハウジングの前面・背面を開放した状態でコントロールできるドライバーのおかげで、ピュアな中⾼域を維持しながら、⼈⼯的な共振がない純粋でリアルな音場が可能に。
トゥルーオープンエアー(真の開放型)オーディオが体験できるヘッドホンに仕上がっています。
純粋で自然な音を生み出すおかげで、長時間の視聴でも疲れにくいのが特徴ですが、本体部品がミニマルに作られているため重量257グラムと軽量なのも特徴的。開放型により高い通気性と相まって快適な装着感が楽しめます。
価格は、少し高めの16万5000円。自宅で上質な開放型ヘッドホンを体験してみたいという方にはピッタリの製品だと思います。
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