SHARP（シャープ）は5月8日、最新機種の「AQUOS R9」、「AQUOS wish4」を同時に発表しました。「AQUOS R9」は7月中旬以降、「AQUOS wish4」は7月上旬以降に発売される予定です。
AQUOS R9
R9では、最新CPUの「Snapdragon7+ Gen 3 Mobile Platform」を搭載。メモリやストレージは12GB、256GBとなっています。また、AQUOSスマートフォンで初めてベイパーチャンバーを採用。長時間の動画撮影や負荷の高い処理に対応しています。
本体に「LEICA」のロゴが入ったライカ監修カメラは、標準カメラと広角カメラのデュアル構成。どちらも約5,030万画素となっており、標準カメラは光学式手ブレ補正に対応してます。フロントカメラも約5,030万画素となっており、すべてのカメラがオートフォーカスに対応しています。また、1/1.55インチの大型イメージセンサーとライカのレンズ「ヘクトール」を搭載。写真モードのシネマティックやナイトビデオに対応しています。
ディスプレイには、最大240Hzに対応した6.5インチのPro IGZO OLEDディスプレイ（1,080 × 2,340ドット）を搭載。画面の明るさが大幅に上がったことで、明るい屋外でも画面が見やすくなっています。また、それぞれの音が干渉しないように、本体内部の機構から独立させたBOX構造のスピーカーを上下に配置したことで、大迫力でありながらクリアなステレオサウンドを実現しています。
生体認証では、顔認証（マスク対応）と指紋認証の両方に対応。おサイフケータイやNFC、nanoSIM＋eSIMのデュアルSIM、microSDカード対応にも対応しています。
「AQUOS R9」はdocom、SoftBank、SIMフリーでの販売が予定されています。
カラーはグリーン、ホワイトの2色展開。販売価格は10万円前後と予想されており、性能や価格的にスタンダードハイエンドの位置づけとなっています。
AQUOS wish4
wish4では、CPUにオクタコアの「MediaTek Dimensity 700」を採用。メモリとストレージは4GB、64GBとなっています。
ディスプレイには、ユーザーが画面を見やするくするために、R9よりも大きい約6.6インチ液晶ディスプレイ（720 × 1,612ドット）を搭載。画面には強化ガラスを使用することで、路上で不意に落としても割れにくくなっています。また、防水や防塵に強い点や5,000mAhの大容量バッテリーを搭載している点など、wish4は、幅広い年代のライフスタイルにフィットするように設計されていることが大きな特徴です。
カメラ部分では、AQUOS独自の画質エンジン「ProPix lite」をフロントカメラに搭載したことで、従来よりも集光量がアップ。そのため、夜景やポートレートで綺麗に撮影ができます。被写体やシーンに合わせて自動で撮影モードを選択する「AIオート」や、暗所でもすばやくピントを合わせる位相差AFにも対応。リアカメラは約5,010万画素、フロントカメラは約800万画素となっています。
wish4はR9と同様に、顔認証（マスク対応）と指紋認証の両方に対応、nanoSIM＋eSIMのデュアルSIMやmicroSDカードにも対応しています。また、3.5mmイヤホンジャックにも対応してます。
カラーはブルー、ホワイト、ブラックの計3色。販売価格は3万円前半と予想されています。
デザインは「miyake design」が監修
今回の「AQUOS R9」、「AQUOS wish4」のデザインは「miyake design」が担当したことで、前世代と比べてデザインが大きく変わっています。どちらの機種もカメラ部分が円でも四角でもない自由曲線となっており、曲線的でやさしげなフォルムと高い耐久性を兼ね備えた、シンプルさと存在感を併せ持つデザインとなっています。
Source（R9）：https://jp.sharp/k-tai/products/aquos-r9/
Source（wish4）：https://jp.sharp/k-tai/products/aquos-wish4/
