シャープは10月29日、フラッグシップモデルのスマートフォン「AQUOS R9 pro」を発表しました。想定価格は19万円台前半。12月上旬以降に発売予定。
「AQUOS R9 pro」は、ライカカメラ社が監修した5,030万画素の標準・広角・望遠の3眼カメラで構成される「バリオ・ズミクロン」カメラシステムを搭載。標準カメラは1インチを超える1/0.98インチのイメージセンサーを搭載することで暗所に強く、広角カメラは122度の超広角撮影やマクロ撮影が可能。望遠カメラは光学2.8倍ズームとデジタルズームの併用による最大20倍のズームが可能です。
プロセッサは、「Snapdragon 8s Gen 3 Mobile Platform」を搭載。メモリとストレージは、RAM 12GB/ROM 512GB。ベイパーチャンバーを搭載することで排熱処理能力を上げるなどフラッグシップらしい仕様です。スピーカーに関しては、大型のスピーカーBOXを上下に配置したり、容積の小さい上部のスピーカーBOXをフルメタル化することで、音圧をアップし、パワフルかつ左右のバランスが良いステレオサウンドを実現しています。
最大240Hzのリフレッシュレートが可能な約6.7インチ(3,120 × 1,440ドット)の「Pro IGZO OLED」は、従来と比べて解像度が向上。明るさも従来と比べて約1.5倍向上しています。
本機では、AI機能も搭載。留守番電話に録音された内容を要約して表示する機能や、通話の会話に登場したキーワードを抽出して自動でテキストや画像によるメモを作成する機能を利用できます。
バッテリー容量は5,000mAh。生体認証は顔認証(マスク対応)と指紋認証。おサイフケータイ/NFCにも対応