Appleは3月5日、新型M3搭載iPad AirとA16プロセッサ搭載iPadの2機種を発表しました。筐体デザインは従来と変わらず、中身のプロセッサと機能を強化した形です。価格はiPad Airが9万8,800円から。iPadが5万8,800円からです。
M3搭載iPad Air

CPUは8コア、GPUは9コア、16コアNerual EngineのM3は、M1プロセッサを搭載するiPad Airと比較して処理速度が約2倍に。メモリは8GB。今回も11インチモデルと13インチモデルの2つを用意する。IPSパネルがベースのLiquid Retinaディスプレイは、11インチモデルでは2,360×1,640ドット表示で輝度500cd/平方m対応。13インチモデルでは2,732×2,048ドット表示で輝度600cd/平方m対応。両方で、P3広色域、True Tone、耐指紋性撥油コーティング、フルラミネーション、反射防止コーティングにも対応する。
カメラは背面/前面ともに1,200万画素。インターフェイスはWi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、USB 3.2 Gen 2 Type-C。このほか、Touch ID、3軸ジャイロ、加速度、気圧計、環境光も搭載。
バッテリは11インチが28.93Wh、13インチが36.59Whで。カラーは、ブルー、パープル、スターライト、スペースグレイの4種類です。
別売りの「Apple Pencil」および「Apple Pencil Pro」、「Magic Keyboard」にも対応します。
A16プロセッサ搭載iPad

新たにA16プロセッサを搭載したエントリーモデル「iPad」は、11モデルの展開で5万8,800円から。
5コアCPU/4コアGPU/16コアNerual EngineのA16プロセッサは、Appleによると「もっとも売れているAndroidタブレットより最大6倍高速」とのこと。ストレージの最小容量は、従来の64GBから128GBへと引き上げられています。
ディスプレイは、2,360×1,640ドット表示対応のLiquid Retinaを採用。輝度500cd/平方m、True Tone、耐指紋性撥油コーティングに対応する。
カメラは背面/前面ともに1,200万画素。インターフェイスはWi-Fi 6、Bluetooth 5.3、USB 2.0 Type-C。そのほか、Touch ID、3軸ジャイロ、加速度、気圧計、環境光を搭載。
バッテリは28.93Wh。本体色はシルバー、ブルー、ピンク、イエローの4種類。別売りの「Apple Pencil」や別売りの「Magic Keyboard Folio」にも対応します。
両モデルともに、3月12日からの発売です。