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スマホカメラに搭載されているISPとは?

スマホカメラに搭載されているISPとは?
写真:Adobe Firefly

僕たちの生活に欠かせないスマートフォンには、きれいな写真を撮るための高性能なカメラとISP(Image Signal Processor:イメージシグナルプロセッサ)という半導体が搭載されています。ここでは、そんなISPについて解説したいと思います。

僕たちが写真を撮る際、IS(Image sensor:イメージセンサー)という半導体がスマホカメラのレンズを通った光を電気信号に変え、元になるデータを作ります。しかし、この元になるデータは綺麗な色合いが表現できておらず、全体的に暗い写真になっています。そこで、ISPがこのデータに対して、カラー処理やノイズ除去などいろいろな補正を施すことで僕たちがいつも目にしている綺麗な写真に仕上がっています。そのため、ISPはスマホカメラの写真性能に大きく関わります。

今のスマートフォンに搭載されているISPはスマートフォンの性能の元になるプロセッサ(SoC)と一緒に搭載されています。例えばiPhoneだとAチップGoogle PixelだとGoogle Tensorチップその他のAndoraid端末だとSnapdragonなどですね。これらのプロセッサにはISPの他にCPUやGPU、NPUなどスマートフォンの性能の大部分を決める重要なプロセッサも搭載されています。

以上、ISPについて簡単に解説しました。ISPは写真の仕上がりを決める重要なプロセッサです。iPhoneなどの新しいスマートフォンが発表されると、よくCPUやGPUの性能が注目されますが、ぜひISPにも注目してみて下さい。

スマホカメラに搭載されているISPとは?

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