先日、AppleはM3Macbook Airを発売したばかりですが、もうすでにM4チップに着手し始めたようです。
Apple関連に詳しいMark Gurman氏がAppleがM4チップ搭載のMacbook Proの開発を公式に始めたと伝えています。
発売は2025年の前半あたりかも
これまで、AppleのMチップは初代から3番目のM3まで出ていますが、新しいチップは約1年半の間隔で登場しています。このペースでいけば、M4Macbook Proの登場は2025年の2、3月あたりで発表されるはずです。およそ1年後くらいですね。
iPad ProやMac mini、Mac studio、Mac ProはまだM2なので、M3に完全移植してからM4Macbook Proが登場するはずです。しかし、あと1年の間に、M3に完全移植できるんでしょうか。ちょっと不安です。あと1ヶ月以内には新型iPadシリーズが登場するとされていますが、iMacを除いたデスクトップ型のMacシリーズはまだ先のようですし、もしかしたら、M3を飛び越して、M4版で登場するなんて話も出ています。
今度のM4はAIを強化するはず
今度のM4はM3と同じく3nmプロセスで開発されると予想されています。処理能力や電力効率はM3と比べて、飛躍的に向上するわけではなく、少しの性能アップとなりそうです。
AppleはM4に関して、チップ自体の性能強化はもちろんですが、AI処理を得意とするNeural Engineを強化すると思われます。AIに関して、Appleは他の巨大IT企業よりも後れをとっているため、今後は自社チップや各Apple製品に対してNeural Engineを強化し、AI機能をアピールする方向に進むと考えられています。
Mチップ内で、影が薄い気がするNeural Engineですが、今後、噂になっているAppleのマルチモーダル大規模言語モデル「MM1」のようなAIモデルが登場すれば、Neural Engineの処理能力による活躍が期待できます。
M4チップの発表が待ち遠しいです。