Nothingは9月24日、Nothing初のオープンイヤー型イヤホンとなる「Ear (open)」を発表しました。
伝統のクリアケースに収納された「Ear (open)」は、今までのEarシリーズにはなかった、カーブ状の耳掛けが備わっており、Nothingらしいデザインに仕上がっています。
(open) your world.
— Nothing (@nothing) September 24, 2024
Ear (open) is available to pre-order on https://t.co/pLWW07l8G7 pic.twitter.com/Anbfsxp11G
今年の5月に、2種類のワイヤレスイヤホン「Ear」と「Ear (a)」を発売したNothingですが、今回のアイテムは、音楽に集中しつつも、周囲の音を聞きたかったり、カナル型やインナーイヤー型による耳穴の圧迫感から解放されたいユーザーに向けた商品となっています。
オーディオ性能
「Ear (open)」は、特許出願中のカスタムダイアフラムやチタン コーティング、超軽量ドライバー、段階的ドライバーにより、低音部から高音部まで改良を施し、優れたオーディオ性能を発揮。鳥の鳴き声や都会の環境音を聞きつつも、音質を犠牲にせず、臨場感のあるオーディオ体験ができる設計になっています。
音漏れ防止
オープンイヤー型は、構造上、周囲への音漏れが発生しやすく、特に本製品のような空気伝導の場合は他の型よりも発生しやすいです。
「Ear (open)」では、独自の「Sound Seal System 」と「指向性スピーカー」を搭載。イヤホンの前後から、漏れた音を打ち消す音波を発生させることで、音漏れを防ぎます。
軽い付け心地
最適な位置でスピーカーが耳を覆うように、スピーカーの角度を50度傾けたり、耳掛け部分に肌の質感に似たシリコン素材を採用することで、装着感を快適に。
また、重さは 8.1 gと軽量なことや、柔軟性と復元力のあるニッケルチタン素材のワイヤーを耳掛けに採用することで、装着時の安定性を向上。フィット感に優れているので、ランニングやサイクリングなどのスポーツ時に便利です。
アプリと連携
「Ear (open)」は、他のEarシリーズと同様に、Nothingの純正アプリ「Nothing X」に対応。
イコライザーの操作とプロファイルの共有、コントロールのカスタマイズやデュアル接続の操作が可能です。
また、音声操作を通じてNothingのエコシステムに統合したChatGPTを利用できます。
IP54 防塵・防水とBluetooth 5.3に対応。1 回の充電で 8 時間、充電ケースを使用すれば最大 30 時間の再生が可能で、10 分間の充電で2時間の再生が可能な急速充電に対応しています。カラーは、ホワイトのみ。
10月1日より世界中で販売されます。
価格は、24,800円(税込)。
「Ear」:22,800円や「Ear (a)」:14,800円と比べると、やや高価に感じますかね。
ですが、Nothing製のオープンイヤー型が、ずっと欲しかったという方には、ピッタリの製品かと思います。