プログラマブルキーボードとは、「各キーに任意の機能を割り当てることができるキーボード」のことです。
通常、キーボードの各キーは、あらかじめアルファベットや数字、記号など、固定の機能が割り振られていますが、プログラマブルキーボードの場合、ユーザーがその機能を自由にカスタマイズすることができ、例えば、よく使うショートカットキーを登録したり、頻繁に使うキーを手の届きやすい位置に登録したりして、作業効率や快適性をアップできます。
この特性を活かして、プログラマーの方は、頻繁に使うコードを割り当てて、コーディングの作業を向上したり、デザイナーの方であれば、色の選択や図形の描画の切り替えをキーに割り当てて、デザイン作業を快適にしたりと、職業別で特化するようにカスタマイズされることが多いです。
主に専門のクリエイター向けに使われることが多いですが、ゲーム内の操作キーを割り当てて、よりスムーズにゲームプレイをしたり、動画配信サービス内の「再生」や「音量調整」、「スキップ」などの機能をキーに割り当てるなど、一般的なユーザーでも便利に利用することができます。
いろんな形のプログラマブルキーボード
自由にカスタマイズできる便利なプログラマブルキーボードですが、さまざまな形のものが販売されています。
この記事では、サンワサプライの製品から5つのプログラマブルキーボードを紹介します。
テンキー型
テンキー型は、よく使われるプログラマブルキーボードの形です。
本製品は、最大22個のキーに対して、自由に機能を割り当てることができます。割り当てたキーには、キャップを外して自作したラベルを張り付けることで、オリジナルのキーにカスタマイズできます。
また、この最大22キーを割り当てることができる「割付モード」の他に、4つのキーにだけ割り当てる「テンキーモード」、通常のテンキーとして扱うモードの計3つのモードを切り替えることが可能です。
キーへの割付は、専用のドライバーを使うので、専門的なプログラミングは不要。簡単にカスタマイズができます。割付データは、テンキー本体に保存されるので、ドライバーを入れていない別のPCに繋げても同じ設定で利用可能です。
価格は、5,980円(税込)です。
テンキー型(Bluetoothバージョン)
こちらは、Bluetooth接続ができるテンキー型のプログラマブルキーボードです。
最大27キーへの割り当てが可能で、8キーへの割付モードと27キーへの割付モードが2つ、計3モードを搭載しています。
価格は、6,980円(税込)です。
ミニキー型
こちらは、たった3つの割付キーが搭載された極小プログラマブルキーボードです。
さまざまなモードに割付ができ、いろいろなショートカットを登録できます。コンパクトなので持ち運びにも便利です。
価格は、3,480円(税込)です。
キーボード型
こちらは、プログラマブルキーボードとテンキー付きキーボードが一体化した製品です。
最大43キーへの割り当てが可能で、F1~F12キーやテンキーなどに割付キーが搭載されています。通常のフルサイズキーボードとして使える標準モードと2つの割り当てモードの計3モードを自由に切り替え可能。
いつもの作業は、標準モードで使いつつ、いざとなったらモードを切り替えてプログラマブルキーを使用できる万能型キーボードです。
価格は、19,580円(税込)となっています。(9月下旬入荷予定)
フット型
こちらは、足でキーを押して操作するタイプのプログラマブルキーボードです。
もはやキーボードと言っていいのか分からない見た目ですが、使い方は、いつものキーボードのようにクリックするだけで、簡単に操作できます。指だけじゃ足りない人や、もっと簡単にショートカットを操作したい人に向けた製品ですね。
価格は、5,280円(税込)とです。
まとめ
この記事では、プログラマブルキーボードについてと、5つの種類のキーボードを紹介しました。
- テンキー型
- テンキー型(Bluetoothバージョン)
- ミニキー型
- キーボード型
- フット型
プログラマブルキーボードは、普通の見た目のテンキー型やキーボード型に加えて、3キーしかないキーボードや、足で操作するフット型など多種多様な製品があります。
キーボードに、あまりこだわりがない方からすると、プログラマブルキーボードは馴染みがない製品かもしれませんが、使いこなせ、作業がはかどる便利アイテムになるはずです!興味を持った方は、ぜひ試してみてください。